今年、新たなご縁をいただき、中部経済同友会に入会させていただきました。
先日、その新入会員歓迎会が名古屋東急ホテルにて開催され参加いたしました。
その会の冒頭で、とても印象に残る言葉と出会いましたので、
その言葉を今月の言葉としてご紹介いたします。

商工会議所が「今日の問題」、
中経連が「明日の問題」に取り組むなら、
同友会は現在に立脚した「明後日の問題」を、
新しいセンスと広い視野で考える会としたい。

これは、創立30周年式典で第8代代表幹事・大隈孝一氏が語られた言葉だそうです。
「明後日の問題」という表現だけでも印象的ですが、
「新しいセンスと広い視野で考える」という一節に、わたしは思わずうなりました。

30年以上前に語られた言葉ですが、まったく色あせていません。
それどころか、先が見えにくくなった現代だからこそ、
まさに必要な言葉ではないでしょうか。

目の前の課題を解決することはもちろん大切です。
しかし、その先に何が起こるのか。
さらにその先の未来まで想像しながら行動することが、
これからの時代にはますます求められるような気がします。

実はこの日、わたしにとって忘れられない出来事がありました。

なんと!代表幹事と同じAテーブルに座らせていただき、
左隣は日本特殊陶業の川合会長、右隣は豊田通商の岡田CSO補佐という、
素晴らしい皆さまとご一緒させていただく機会に恵まれたのです。

それだけでも大変光栄なことでしたが、まさかの代表幹事からご指名をいただき、
壇上でスピーチまでさせていただくという、
これまで経験したことのない貴重な機会にも恵まれました。

普段からマイクの前で話しているとはいえ、
錚々たるメンバーの中でご指名を受けて登壇させていただくのは、まったく別物です。

CBCラジオのレポーターデビュー時以来の緊張で、冷や汗が止まりませんでした。
帰宅後、自分の脇汗の強烈さに思わず苦笑してしまったほどです。

しかし、そのおかげで度胸がついた気がして、
その流れから産業懇談会にも入会することを決めました。
また一つ自己研鑽を積む場が増えることとなり、今はとてもワクワクしています。

何かを始めるとき、人は自ら飛び込むこともあります。
でも、ときには思いがけず背中を押されることで、新しい景色が見えることもある…
そんなことを今回、身をもって経験させていただきました。

目の前だけではなく、その先を見る。
今日だけでも、明日だけでもなく、新たなセンスと広い視野で「明後日」のことも考える。

まだまだ理解は浅いと思いますが、
ご縁をいただいた言葉の意味を、
自分なりに咀嚼して自分のなかに落とし込んでいきたいと思います。
どんな明後日が待っているのか楽しみです✨

言葉の意味というのは、受け取る人の感性によって違ってきます。
わたしは、これからも、現場でご縁をいただいた言葉から、
その時その時の学びを得られる自分でありたいと思っています。

今月も拙い文章におつきあいいただきありがとうございました。


◇著者プロフィール◇
司会者 井上 亜紀
株式会社エムプランニング代表
名城大学非常勤講師

企業式典・周年事業・講演会・表彰式など、BtoBイベントを中心に30年以上にわたり司会・演出ディレクションを手がける。
現場で出会った人や企業、そして心に響いた言葉から学んだことを、「今月の言葉」として毎月発信。
企業や地域、人と人とのつながりの中で見つけた”見えない価値”を大切に伝えている。